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機種の選択

クリーンバーン ヒーター 機種の選択

まず基本となる機種を選んでいただきます。基本となる機種の選定で参考にするのは、工場規模や外気温、断熱材の有無等の条件から算出された、お客様の工場にとっての最低必要熱量です。

空欄に半角で数字を入れて、計算ボタンをクリックすると、お客様の工場にとっての、最低必要熱量が分かります。

注:ここでいう「最低必要熱量」とは、クリーンバーンヒーターで室温を16℃にするために最低限必要な熱量を意味しています。煙突等を通して逃げてしまう不可避な熱損失分20%も、便宜上、必要熱量となるよう計算式に組み込んでいます。


入力する数値に関する説明

●工場の容積
縦×横×高さ で算出してください。例:30m×10m×4m=1200立方メートル
工場の大きさによりクリーンバーンの機種は異なります。
大きな工場では複数台のヒーターを設置する必要があります。

●冬季平均外気温度(摂氏)
外気温は冬季の平均気温です。最も寒い日ではありません。
クリーンバーンは室内温度を16℃にするように設定されています。

●断熱材に関する補正係数
断熱材を使用しているか否かによって暖房効率は著しく異なります。
・工場が断熱材を明らかに使用している場合 0.81
・工場が断熱材を使用していると思われる場合 1.0
・工場が断熱材を使用していない場合 1.15


基本となる機種の選定

例えば
・工場の容積が 1200立方メートル
・冬期平均外気温度が -6.7℃
・断熱材無し(補正係数1.15)
の場合、最低必要熱量は46058Kcal/hとなり、(小数第1位四捨五入)
最適機種はその値をクリアーするCB-2500-IMPとなります。
工場の容積 立方メートル
冬期平均外気温度
断熱材に関する補正係数
最低必要熱量 Kcal/h
機種 最大出力
CB-1500-IMP 37,800Kcal/h
CB-2500-IMP 63,000Kcal/h
CB-3500-IMP 88,200Kcal/h
CB-5000-IMP 126,000Kcal/h

基本となる機種が決まりましたら、次にその他の条件(気密性、扉・ドアの開閉、工場の形、天井の高さ)を考慮します。その結果、ワンランク上の機種が必要になることもあります。最終的な機種選定は、お客様とご相談させて頂きながら決定します。

その他の条件

クリーンバーンヒーターは工場内全体を暖めるため、次の条件が加わると、熱損失が大きくなります。機種選定の際は、基本となる機種(最大出力)に次の条件を考慮してください。

●気密性
建物のドアや窓などに隙間が目立つ工場では、外から冷気が入り込んで十分な暖房効果を得られません。気密性の悪い工場では熱量を考慮する必要があります。

●扉やドアの開閉
扉(シャッター)やドアを頻繁に開ける工場も外から冷気が入り込んで十分な暖房効果を得られません。扉やドアを頻繁に開ける工場では、熱量を考慮する必要があります。

●工場の形
工場の形状も暖房効果に違いを生じさせます。正方形の工場に比べ、細長い建物では暖房効果は損なわれます。工場の形状によっても熱量を考慮する必要があります。

●天井の高さ
天井の高さが4.3メートル以上の場合は、暖房効果を高めるために、温風を天井から床に再循環させる、シーリングファンを取り付ける必要があります。
シーリングファンの目安:186u毎に1.42mの3枚ブレードファンです。