ホイールアライメントテスター

SPACE SPHERE ARP 3D HP.B
ポストレス　3Dアライメントテスター

イタリアのスペース社製 SPHERE（スフィア）ARP 3D HP.Bは、従来型の3Dアライメントテスターに必要であった、カメラ用のポストを必要としません。この為、設置場所の制限がこれまでに比べ少なくなり、導入時の余分な費用（カメラステーの吊り下げ工事等）の負担軽減や、メンテナンスの利便性が格段に改善されました。

また、ホイールに装着する、3Dターゲットは平面に描かれた形状ではなく、立体的なターゲットを使用することで、より正確な角度解析を実現しました。
SPHERE（スフィア）は、センサー・キャビネット間をブルーツースによる通信でデーターの送受信を行いますので、リフトの中に通信ケーブルや電源ケーブルを通す必要が無く、設置工事も極めてシンプルです。

センサーユニット
センサーユニットは左右のホイールベース間に専用のステーによりリフトへ装着されます。専用ステーは、リフトを使用する作業の弊害にならない様に小型化され、ボルトオンでリフトへ固定されます。
1ターゲット1カメラ方式を採用し、異なるホイールベースの車両でも、カメラがターゲットを探知します。センサーユニットの駆動は、専用のバッテリーを使用しています。バッテリーは、キャビネットに設けられた、専用のクイックチャージスタンドで安全に充電します。

センサーユニットは、左右間で双方の位置関係をチェックして、リフトの平行度やレベル差を自動的に補正します。

ターゲット＆クランプシステム
ターゲットは立体形状で構成され、より正確な角度分析を行います。（重量はターゲット単体で1.2Kg）また、クランプシステムはクイッククランプを採用し、リムとの接触は金属爪ではなく樹脂爪となり、お客様の大事なリムを傷つけることなくクランプを装着可能です。

ランアウト補正は30°で実施される為、クイッククランプのタイヤフックがリフト面に接触することはありません。

ソフトウエア
ソフトウエアは、Win7Pro対応で3Dグラフィックによるイラスト表示で、操作手順を案内します。
また、トウアウトオンターンの測定や、ホイールベース差やトレッド差などの計測結果を表示することも可能で、ボディのダメージチェックにも活用可能です。

SPACE ACTIVE3
ホイールアライメントテスター

イタリアの足回りテスター専門メーカーであるスペース社製アクティブ・スリーは、ワイヤレスによるシンプルで使いやすいホイールアライメントテスターです。高速のBluetooth ワイヤレス・システムと、演算プロセッサー内臓の8センサーシステムにより、時間差の少ない測定値モニター表示を実現しました。ソフトは、4つのキー（F1〜F4）だけで基本操作が行える簡単設計であると同時に、ローダウン車用スポイラープログラムや、ジャッキアップ不要のプッシュランアウト機能等、プロショップの多様なニーズにも対応しています。

ワイヤレス8センサーシステム
ワイヤレス電波には、免許なしで自由に使うことのできる2.45GHz帯のブルートゥースを採用。速度は、1Mbps。機器間の距離が10m以内であれば障害物があっても通信可能です。センサーユニットには、強靱なアルミダイキャストフレームとボールベアリング軸受け仕様の、8センサー方式を採用。各センサーユニットは演算プロセッサーを装備しており、各々で測定値を計算しますので、モニター上の表示速度が飛躍的に向上し、リアルタイムな作業が可能となります。

23インチ対応セルフセンタリングクランプ
12〜23インチまでアダプター無しで対応可能です。セルフセンタリング機能にクイックアジャスト機構を備えて、リム径変更作業が更に便利になりました。3ポイント式高精度クランプは、ランアウト補正作業時の補正値低減にも効果があり、より精度の高い測定を実現します。

簡単操作
ソフトの基本操作は、4つのキー（F1〜F4）だけで行えます。ブルートゥースを使用するため、OSはWindows XP Pro を使用しますが、アライメントプログラム実行中は
Windows OS を意識することなく操作可能です。測定手順はソフトウエアのイラストにより指示されますので初めての方でも簡単です。

充実したソフトウエア
操作が簡単である一方、足回り専門店に対応したソフトウエアが充実しています。
●ローダウン車対応の「スポイラープログラム」　
●８センサー計測項目「ホイールベース差、トラック差、リアセットバック」
●キャスター値ロック機能（左右任意ロック機能）　
●測定精度切り替え機能　
●プッシュランアウト機能（ジャッキアップ不要）